リオネル・メッシ【写真:Getty Images】
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが6月に開催されたコパ・アメリカ(南米選手権)での審判への批判により、南米サッカー連盟(CONMEBOL)から代表戦3ヶ月間の出場停止処分を下された。英メディア『ミラー』などが現地時間の2日に報じた。
メッシはブラジルとの準決勝に敗れたあと、疑わしい判定の場面でビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が用いられなかったとして対応を批判。アルゼンチンサッカー協会(AFA)もメッシを支持し、CONMEBOLに抗議文を提出していた。
さらに、チリとの3位決定戦で前半にレッドカードを受けたメッシは、「この大会の腐敗の一部になることはないと考えた」と述べ、試合後のメダルセレモニー参加を拒否した。このようなことを受けてCONMEBOLはメッシに代表戦3ヶ月間の出場停止処分と4万1000ポンド(約531万円)の罰金を命じた。
これにより、メッシは11月までアルゼンチン代表としてプレーすることができず、9月のチリ代表とメキシコ代表戦、10月のドイツ代表戦の3試合を欠場することになった。また、出場停止明けの試合は、暫定で11月に予定されているブラジル代表との親善試合になるという。
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