レバークーゼンのレオン・ベイリー【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンはレバークーゼンに所属するジャマイカ代表FWレオン・ベイリーの獲得に迫っているようだ。先月31日付けの移籍専門サイト『トランスファーマルクト』が報じている。
先週の段階でクラブ間では既に合意に達しているようで、交渉は成立していると同サイトでは伝えている。
ベイリーは2018年1月に1350万ユーロ(当時:約17億5000万円)でベルギー1部ゲンクから加入した。左サイドを主戦場とするベイリーはスピードに乗ったドリブルが特徴の選手だ。昨季はそのスピードを活かしリーグ戦29試合に出場し5得点2アシストの数字を残している。
同じジャマイカ人で陸上の男子100メートル・200メートル世界記録保持者“人類最速の男”ウサイン・ボルト氏もかつて「俺の兄弟、レオン・ベイリーを見てくれ。ウサイン・ボルトのようだ」とベイリーのスピードを絶賛している。
今季のバイエルンはサイドアタッカーを補強ポイントにしており、マンチェスター・シティに所属するドイツ代表FWレロイ・ザネを第一候補にしていた。しかし再三にわたるバイエルン側のオファーもシティは拒否を続け交渉が難航していた。
果たしてバイエルンはザネに代わるスピードスター獲得に成功する事が出来るのだろうか。
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