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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(6)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

キーラン・トリッピアー

キーラン・トリッピアー
トッテナムからアトレティコ・マドリーへ移籍したキーラン・トリッピアー【写真:Getty Images】

DF:キーラン・トリッピアー(イングランド代表)
生年月日:1990年9月19日(28歳)
トッテナム→アトレティコ・マドリー(移籍金:約26億円)
昨季リーグ戦成績:27試合出場/1得点3アシスト

 精度抜群のキックを武器に持つイングランド代表DF。昨年行われたロシアワールドカップでは右サイドのファーストチョイスとして活躍し、準決勝のクロアチア代表戦では芸術的なFKを沈めている。所属していたトッテナムでも右サイドバックの主力としてコンスタントに出場しており、昨季は同クラブの2019/20シーズンのチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献。さらにトッテナム史上初となるCL決勝進出にも尽力した。

 質の高いキックを武器にセットプレーなどで相手の脅威となることができるキーラン・トリッピアー。守備の対応にはやや改善点があるが、豊富なスタミナを生かして90分間ハードにプレーできる点も魅力的だ。そんな同選手を今夏に獲得したのはアトレティコ・マドリー。フアンフランが退団し、右サイドバックの補強が急務だった同クラブは移籍金2200万ユーロ(約26億円)を支払い、トリッピアー獲得に至った模様。契約期間は2022年までの3年間になっているという。

 今夏に主力を大量に放出したアトレティコ・マドリー。今季は間違いなく勝負の年となるが、トリッピアーはどこまでチームに貢献できるだろうか。

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