レアル・マドリーの久保建英【写真:Getty Images】
アウディカップ2019準決勝のレアル・マドリー対トッテナム戦が現地時間30日に行われ、マドリーは0-1での敗戦に終わった。MF久保建英はラスト約10分間のみの出場だったが、好プレーを見せたとしてスペインメディアやファンから高く評価されている。
久保は0-1のビハインドで迎えた80分に交代出場。85分にはエリア手前からのシュートをGKに阻まれ、その2分後にも右足ボレーで狙ったがゴール右へ外れた。相手DFにブロックされた1本も含め、約10分間で3本のシュートを放つ積極的なプレーを見せていた。
全体的に低調だったチームを活性化したとして久保への評価は高い。スペイン紙『アス』は「短いチャンスを最も活かした選手だった。3本のシュートを放ち、ゴール前に刺激を与えた」と寸評している。
『マルカ』でも同様に、「他の選手たちよりはるかに大きな仕事をするのに10分で十分だった。2本の危険なシュートと相手の顔面に直撃する1本」と久保についてコメント。同紙が行っているユーザー投票でも、久保はチーム2位の高評価を受けている。
現時点で久保に対しては約18500票のプラス票が与えられ、マイナス票は約1500件。GKケイラー・ナバスに次ぐ評価となっている。1位ナバス、2位久保、3位ロドリゴ・ゴエスという評価は3-7で敗れた先日のアトレティコ・マドリー戦でも同順位だった。
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