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C・ロナウド欠場問題で損害賠償請求。約2000人が集団訴訟に参加表明

text by 編集部 photo by Getty Images

クリスティアーノ・ロナウド
クリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】

 ユベントスに所属するポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、韓国で行われた親善試合に出場しなかったことに対して、弁護士側が損害賠償請求訴訟の訴状を裁判所に提出したようだ。韓国メディア『ヨンハプニュース』が現地時間の30日に報じた。

 プレシーズンのアジアツアーでユベントスは、26日にソウルでKリーグ選抜選手で構成されたオールスターチームと対戦。3-3で引き分けたが、ロナウドはこの試合でベンチに入りながらも最後まで出場はしなかった。マウリツィオ・サッリ監督はロナウド欠場の理由を疲労と話していた。

 同メディアによると、キム・ミンギ法律事務所は29日、この親善試合の主催者ザ・フェスタに対して損害賠償請求訴訟の訴状を裁判所に提出。試合を観戦した観客2人が請求した損害賠償額は、チケット代と慰謝料などを含めて1人当たり107万1000ウォン(約9万8000円)だという。

 また、同法律事務所を通し主催者側に集団訴訟の準備を進め、来月7日まで募集する集団訴訟への参加人数は、29日時点で1900人以上であるという。2000人近くが参加することになっている。

 さらに、韓国サッカー連盟はユベントス側にロナウドの欠場に関して契約内容に従っていないと抗議する文書を送付。ザ・フェスタ側は「ユベントスと締結した契約書にはロナウドが少なくとも45分間以上出場すると明示されている。例外はウォームアップ時に怪我をしたり、負傷によりプレー続行が不可能となった場合だ」と主張し、契約原文の一部を公開したようだ。

【了】

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