岡崎慎司【写真:Getty Images】
スペイン2部のマラガ加入がほぼ確実な状況となっていた日本代表FW岡崎慎司だが、28日にも加入の正式発表は行われなかった。無事に契約が完了するのかどうかを不安視する見方も強まっている。
レスター・シティを退団してフリーとなった岡崎はマラガへの移籍が合意に達し、24日に現地入り。メディカルチェックを完了させ、当初は26日に入団発表が行われるとの見通しも伝えられていた。
だが現地到着から5日が過ぎても、マラガから岡崎加入についての発表は行われていない。すでにチームには合流し、マラガの練習着を着た姿も見せている岡崎だが、全体練習には加わらず別メニューでの調整を続けているようだ。
地元紙『オピニオン・デ・マラガ』が前日に続いて29日にも伝えたところによれば、岡崎の加入決定についてはクラブオーナーであるアブドゥラー・アル・タニ氏が書類へサインするのが待たれている状況。だが、同オーナーが岡崎獲得に向けた交渉のゴーサインを出しながらも最後のサインをしていない理由は「誰にも分からない」と述べている。
同紙は29日が岡崎の加入に向けて「重要な1日になる」として、今日もまだ決定に至らなかったとすれば本格的に破談となる恐れがあるという見解を示している。マラガ加入が決まらない場合、岡崎にはイタリアのトリノやドイツのクラブなども獲得への関心を示しているという。
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