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Jリーグ 5年前

久保建英の恐るべき超一流のスキル。Jリーグでも見せていた異次元のプレーの数々【カメラマンの視点で徹底解説(4)】

シリーズ:カメラマンの視点 text by 山田一仁 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

相手SBを翻弄する連係

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レンズを通して見た久保は、2つのスーパープレイを見せてくれた【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 5月セレッソ大阪戦:首位のFC東京が今季初めての敗戦を喫した試合。記者によっては、チームも久保も調子が良くないという評価もあったが、レンズを通して見た久保は、2つのスーパープレイを見せてくれた。

 まず1つ目。右サイドでボールを持っていたが、丸橋に付かれ、内側にボールを運ぶ。その間に味方のSBがオーバーラップしてくる。丸橋はSBへのパスコースを消すように外側を切る。味方SBがトップスピードに乗ってオフサイドラインを超える瞬間に、久保は内側から丸橋の肩越しに浮き球を供給。止まった状態の丸橋はトップスピードに乗ったSBには追いつけるはずもなく、苦笑い。

 ここからSBが中央のC大阪GKの前に出来たスペースにグランダーのクロスを入れて、走りこんで来た東(10番)がヒールで流し込もうとしたが、僅かにゴールを外す。決定的なチャンスを演出。これも、代表戦デビュー戦で先述した、相手のバックラインを動かさないで、GKの前に出来たスペースをうまく使うためのプレイ。

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