鎌田大地【写真:Getty Images】
ドイツ1部のフランクフルトに所属するFW鎌田大地は、セリエAのジェノアへの移籍に迫りつつあるとみられている。イタリア『ジャンルカディマルツィオ』『フットボール・イタリア』などが伝えている。
2017/18シーズンにフランクフルトに加入したものの、欧州1年目は出場機会の獲得に苦しんだ鎌田。だが昨季ベルギー1部のシント=トロイデン(STVV)にレンタルされると、チーム最多の16ゴールを挙げるなど大きな活躍をみせた。
レンタルを終えフランクフルトに戻った今夏はプレシーズンに好調なプレーをみせ、監督からも高い評価を受けていると伝えられていた。だが一方で、イタリアへの移籍の噂も浮上していた。
イタリアメディアの報道によれば、鎌田は今日27日にもジェノバに到着し、ジェノア加入に向けたメディカルチェックを受ける見通しだという。フィオレンティーナからの関心も噂されていた同選手の移籍金は500万ユーロ(約6億円)になるとの見通しも伝えられている。
ジェノアに加入が決まったとすれば、1994/95シーズンにアジア初のセリエA選手として所属したFW三浦知良(カズ)以来、同クラブ24年ぶりの日本人選手となる。昨季STVVでチームメートだったボローニャのDF冨安健洋とも対戦することになるかもしれない。
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