南野拓実、奥川雅也【写真:Getty Images】
オーストリア1部リーグ開幕節の試合が現地時間26日に行われ、レッドブル・ザルツブルクがアウェイでラピド・ウィーンに2-0の勝利を収めた。南野拓実と奥川雅也の日本人選手2人がゴールを挙げている。
国内リーグ6連覇中のザルツブルクは、7連覇に向けて好スタートを切ることに成功。その立役者となったのは2人の日本人選手だった。
前半35分には左MFで先発した南野が先制ゴールを記録。スルーパスを受けてゴール前に抜け出し、GKより先にボールに触ってグラウンダーのボールを流し込んだ。26日に行われた開幕節の試合はこの1試合のみであり、今季オーストリアリーグのファーストゴールとなった。
ドイツ2部へのレンタルから戻ってきた奥川は79分から交代出場。そのわずか3分後、右サイドからのパスをエリア内で受けてGKをかわすと、ゴールライン際へ流れたボールを角度のない位置から蹴り込んで勝利を決定づけた。奥川はこれがザルツブルクでのリーグ戦初出場であり初ゴールとなった。
地元メディア『ザルツブルク24』は「日本人選手祭り」「日本人共演で開幕戦勝利」と2人の活躍を称賛。ファンメディア『ザルツブルク12』も「日本人の夜」と試合について伝えている。
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