上田綺世【写真:Getty Images】
J1の鹿島アントラーズは26日、日本代表FW上田綺世が法政大学体育会サッカー部を退部し、同クラブへ正式加入することをクラブ公式サイトで発表した。
東京五輪世代の上田は今年6月に行われたコパ・アメリカ(南米選手権)に出場。A代表初選出となり、9年半ぶりとなる大学生A代表となった。コパ・アメリカでは3試合全てに出場で無得点に終わった。メダルの期待がかかる東京五輪のストライカー候補である。
中学時代は鹿島アントラーズノルテに在籍。だが、ユースに昇格することができず、鹿島学園高校に進学した。高校卒業後は法政大学に進学し、2年生の時に全日本大学サッカー選手権大会の優勝に貢献した。2021年からの鹿島加入が内定していたが、同大学サッカー部を退部し、今季からの鹿島加入となった。
鹿島のクラブ公式サイトで上田は「この決断を認めていただいた法政大学のスタッフ、選手たちには本当に感謝しています。法政大学で過ごした日々のおかげで、僕は大きく成長できました。決断をするのに約半年かかってしまいましたが、自分の成長を考えた時、これがベストな選択だと信じています」とコメントしている。
なお、上田のチームへの合流は今月28日からになる。
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