マンチェスター・シティのレロイ・ザネ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンはマンチェスター・シティに所属するドイツ代表FWレロイ・ザネ獲得に望みを持っているようだ。
サイドアタッカーを今夏の移籍市場で獲得したい意向を持っているバイエルンはこれまで一貫してザネを第一候補にしてきた。しかしシティはバイエルンからの度重なるオファーを拒否した事で移籍の可能性はなくなったと思われていた。
しかし24日付けの独紙『シュポルトビル』はザネの関係者はバイエルンへの移籍の可能性が残っている事をドイツ王者に伝えたと報じているのだ。
ニコ・コバチ監督は「簡単でない事は十分に理解している」と前置きしたうえで「レロイ・ザネは我々の理想の選手だ。クラブ幹部は彼に対しはっきりとしたシグナルを送っているし、移籍が成功する努力をしている」と同メディアの取材に対し答えている。一方で、獲得までの期限も設けているようだ。バイエルンはイングランドの移籍市場が閉まる8月8日までにザネとの契約を目指すようだ。
なお24日付けの英メディア『BBC』はシティのジョゼップ・グアルディオラ監督は同日に行われた記者会見で「彼が残る事を望んでいる」と話したうえで「もし彼が出ていきたいなら、悲しい事だが彼は出ていくだろう」と退団の可能性も否定しなかった事を報じている。
何度もオファーを断られながらも諦めずにザネ獲得を目指すバイエルンの執念が最終的に実を結ぶ事はあるのだろうか。
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