フランクフルトの鎌田大地【写真:Getty Images】
フランクフルトに所属する日本代表FW鎌田大地にイタリア移籍の可能性が浮上しているようだ。22日付けの独メディア『90min』が報じている。
同メディアはセリエAのジェノアが鎌田に強い関心を示していると伝えているのだ。昨年17位に終わったジェノアは既に長期に渡って鎌田に注目している模様だ。ジェノアはこれまでセリエAで9度の優勝を誇る古豪だ。また1994/95シーズンには三浦知良(現在は横浜FC所属)が在籍していたクラブとしても有名である。
鎌田は昨季、レンタル先のベルギー1部シント=トロイデンで公式戦36試合に出場し16ゴール9アシストと活躍した。また今季から復帰したフランクフルトでも好調を維持しており、アディ・ヒュッター監督は「彼は成長を見せている。安定し自信も付けているようだ。昨季の活躍が彼を良い方向に導いている」と評価している。
先日、地元メディア『ヘッセンシャウ』のインタビューで鎌田は「クラブを離れる考えはない」とフランクフルトでプレーする事を示唆していた。2021年まで契約を結んでいる鎌田にはドイツ2部シュトゥットガルトも興味を持っていると伝えられており、残留も含め今後の行方が注目される。
【了】