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日本代表 5年前

久保建英、驚異の“視線”。トラップではない、パスなのだ。ダイレクトでの!【カメラマンの視点で徹底解説(3)】

シリーズ:カメラマンの視点 text by 山田一仁 photo by Kazhito Yamada / Kaz Photography

ボールを直接見ない

久保建英
久保建英は間接視野でコントロールしながら実際の視線は味方や敵に向いている【写真:Kazhito Yamada / Kaz Photography】

 相手と対峙しながら、パスのタイミングをうかがう。こういう状況でも、久保はボールを間接視野でコントロールしながら、実際の視線は味方や敵がどこに何人いて、パスをいつ、どこに出せばよいかを判断している。

 サイドキックで10メートル、20メートルで出せるパスであれば、ボールを直接見ないで間接視野で蹴っても正確に処理できるはず。それより長い距離のロングパスの時にやっとボールを見て蹴っている。

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