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欧州各国リーグ、主要移籍まとめ(5)。新天地を求めた選手を随時紹介、今回はこの5人【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バンジャマン・パバール

バンジャマン・パバール
シュツットガルトからバイエルン・ミュンヘンへ移籍したバンジャマン・パバール【写真:Getty Images】

DF:バンジャマン・パバール(フランス代表)
生年月日:1996年3月28日(23歳)
シュツットガルト→バイエルン・ミュンヘン(移籍金:約44億円)
昨季リーグ戦成績:29試合出場/0得点0アシスト

 リールでプロデビューを果たし、2016/17シーズンよりシュツットガルトでプレーするフランス代表DF。右サイドバックとセンターバックを高いレベルでこなすことができ、場合によってはボランチでのプレーをも可能とするマルチプレイヤーである。足下の安定感も抜群であり、堅実な守備にも定評がある。

 そんな同選手を一躍有名にしたのが昨年行われたロシアワールドカップだろう。フランス代表の一員として4年に一度の祭典に挑んだパバールは、グループリーグ第3節のデンマーク戦を除く6試合に出場するなど同国の20年ぶりとなる世界制覇に大きく貢献。決勝トーナメント1回戦、アルゼンチン代表戦での芸術的なボレーシュートを覚えている人も多いだろう。

 ビッグトーナメントでの活躍を受け、数多くの強豪クラブから興味を示されるようになったパバール。そんな同選手を獲得したのはバイエルン・ミュンヘンであった。同クラブは1月に移籍金3500万ユーロ(約44億円)でフランス人DFをチームに加えることを成績発表。契約期間は5年になるという。フランス代表を世界一に導いた男はドイツ王者でもその才能を研ぎ澄ますか。

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