ルーマニア【写真:Getty Images】
ルーマニア1部リーグの試合中に監督が心臓発作を起こして倒れ、試合が15分間にわたって中断される事態となった。ルーマニア『ガゼタ・スポルトゥリロル』が伝えている。
現地時間21日に行われたルーマニアリーグ第2節の試合でディナモ・ブカレストとウニヴェルシタテア・クラヨーヴァが対戦。この試合の前半25分に、ディナモを率いる51歳のエウジェン・ネアゴエ監督がベンチで突然倒れたとのことだ。
心臓発作を起こしたとみられる同監督は、ピッチ内に乗り入れた救急車によって近隣の病院へと搬送された。試合は約15分間にわたって中断され、その後再開された。
搬送中に意識を取り戻した同監督は、第一声として周囲に「スコアは?」と訊ねたと伝えられている。中断時点でスコアは0-0だったが、その後2点を奪われたディナモは0-2で敗れる結果に終わっている。
病院の発表によればネアゴエ監督の容態は安定しているとのこと。今後は療養のためしばらく入院することが見込まれている。
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