ハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】
ナポリのカルロ・アンチェロッティ監督は、レアル・マドリーに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスを獲得することに明確な意欲を見せた。『TVルナ』で語ったとして伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。
バイエルン・ミュンヘンへの2年間のレンタルを終えて現在はマドリーに戻っているが、移籍が有力視されているハメス。当初はナポリが有力な移籍先候補だとみられていたが、その後アトレティコ・マドリーへの移籍が濃厚になったとの報道もあった。
だがアンチェロッティ監督は、ナポリにハメスを連れてくることを諦めていないようだ。「ハメスはアトレティコ・マドリーのものになったとは思っていない。交渉はまだオープンだと思う」と話している。
ハメスはアンチェロッティ監督が率いていたマドリーに2014年に加入し、バイエルンでも同監督と再会した。「私は彼を選手として非常に気に入っている。私のチームでとても良いプレーをしてくれた。ナポリにも非常に良い補強になると確信している」と同監督は語った。
スペイン紙『アス』は、アトレティコはハメスの獲得を迷っており、同選手に具体的なオファーは届いていないと述べている。レンタルを希望するナポリに対し、マドリーは完全移籍しか受け入れない姿勢であり、十分な金額のオファーがなければハメスの残留もあり得るとみられている。
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