ニューカッスルの武藤嘉紀【写真:Getty Images】
20日に上海で行われたプレミアリーグ・アジアトロフィー3位決定戦で、ニューカッスルはウェスト・ハムに1-0の勝利を収めた。決勝点はニューカッスルの日本代表FW武藤嘉紀が記録している。
先発で出場した武藤は前半34分、右サイドのジェイミー・スターリーからのクロスにゴール前で合わせ、左足ダイレクトで先制ゴール。スタンドから見守ったスティーブ・ブルース新監督に結果でアピールすることに成功した。
武藤は試合後にクラブ公式テレビで自らのゴールとチームの勝利を喜んだ。「チームとして素晴らしいパフォーマンスを見せて、良いプレーができました。ゴールも決められたので満足しています」と話している。
「まだ100%の状態ではないので、ハードワークを続けてコンディションを高めていく必要があります」と武藤はチーム状態についてコメント。自身のプレーについては「決められたのは本当に嬉しいですが、それが僕の仕事です。毎試合ゴールを目指さないと」とさらなる活躍への意欲を示した。
地元紙『イブニング・クロニクル』はニューカッスルの選手たちを採点し、得点とアシストを記録した武藤とスターリーに最高点の「8」をつけた。武藤については「走り続けた。チームメートにボールを要求するようになっており、スターリーのクロスに対してはミスを犯さなかった」と寸評している。
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