FC東京【写真:Getty Images】
明治安田生命J1リーグ第20節の試合が20日に各地で行われている。19時キックオフの試合では清水エスパルスとFC東京、ジュビロ磐田と浦和レッズ、セレッソ大阪とベガルタ仙台がそれぞれ対戦した。
首位に立つFC東京は前節の多摩川クラシコに完敗を喫し、2位以下の数チームに接近を許した状況。だが敵地清水に乗り込んだ試合では前半16分、エリア手前右側からカットインした大森晃太郎が左足で強烈なシュートを突き刺して先制点を奪う。
さらに30分、ディエゴ・オリヴェイラのシュートをGK西部洋平が弾いたところを永井謙佑が押し込んで追加点。前半を2-0で折り返したFC東京はそのまま勝利を収め、2位横浜F・マリノスと3ポイント差での首位を守っている。
磐田対浦和戦は前半10分、ディフェンスラインの裏にフリーで抜け出した興梠慎三が決めて浦和が先制。さらに22分、復帰戦となった関根貴大からのクロスがゴール前を横切り、橋岡大樹が押し込んで追加点を奪う。
32分には長澤和輝が、ゴール前の混戦の中で倒れながらも後ろに残した足でGKの股間を抜く技ありゴールで3点目。後半には上原力也のアウトにかけたミドルで磐田が1点を返したが、浦和は柴戸海の退場で10人となりながらも3-1で逃げ切った。磐田は松本山雅FCに抜かれ、再び自動降格圏の17位に転落している。
C大阪と仙台の対戦はスコアレスドローで終了した。20日に行われたJ1第20節の8試合の結果は以下の通り。
札幌 5-2 湘南
松本 2-2 広島
名古屋 2-2 G大阪
神戸 0-2 横浜FM
鹿島 2-1 鳥栖
清水 0-2 FC東京
磐田 1-3 浦和
C大阪 0-0 仙台
【了】