ロサンゼルス・ギャラクシーのズラタン・イブラヒモビッチ【写真:Getty Images】
MLS(メジャーリーグサッカー)のロサンゼルス・ギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、“ビッグマウス”にふさわしい見事な活躍を見せつけた。ダービーマッチで「パーフェクトハットトリック」を達成している。
37歳となった現在も衰えを感じさせないプレーを続けているイブラヒモビッチ。先日には米『ESPN』のインタビューに対し、「MLSだとオレは(大衆車)フィアットの中で走るフェラーリのようなものだ」と豪語していた。
さらにイブラヒモビッチは、MLSの得点ランク首位に立つロサンゼルスFCのメキシコ代表FWカルロス・ベラと比較しても自分の方が圧倒的に上だと主張。「今29歳の彼はMLSで全盛期を過ごしている。オレが29歳の時とは大きく違う」と話していた。
現地時間19日に行われたMLSの試合では、両者の所属するギャラクシーとロサンゼルスFCがダービーマッチで激突。ベラも2得点を挙げたが、イブラヒモビッチはハットトリックで3点を奪い、チームを3-2の勝利に導いた。しかも右足、左足、ヘディングでそれぞれ1点を決める、いわゆる「パーフェクト」ハットトリックだった。
これでイブラヒモビッチは今季のMLSで17試合に出場して16ゴール。得点ランクでも21点のベラに次ぐ単独2位に浮上した。
試合後のインタビューでは、イブラヒモビッチは「今日のフェラーリは燃料満タンだった」とコメント。自身のツイッターアカウントでも「オレがLAだ!」と誇らしげに写真とメッセージを掲載している。
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