チームに所属する19歳のイタリア代表FWモイーズ・キーンについて、ユベントスが売却価格を設定したようだ。20日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

　同メディアによると、移籍金3000万ユーロ（約36億3000万円）以上のオファーが届けば売却を検討すると、ファビオ・パラティーチSD（スポーツ・ディレクター）がマウリツィオ・サッリ監督やコーチスタッフから了承を得たようだ。ただし、いずれの場合も買い戻し条項を付けて交渉に臨むという。エバートンも興味を示しているが、現時点で移籍先の最有力はセビージャとのこと。

　キーンはユベントスの下部組織で育ち、2017年7月にトップチームへ昇格。同年8月にヴェローナへレンタル移籍した後、2018年7月にユベントスへ復帰した。昨季は公式戦17試合に出場し7得点1アシストを記録。2018年11月にはイタリア初の2000年生まれ選手として代表デビューを果たし、今年3月のフィンランド戦では同国代表史上2番目の若さで得点を決めている。

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