マルセイユの酒井宏樹【写真:Getty Images】
マルセイユのアンドレ・ビラス=ボアス監督は、トッテナムからの関心も噂される日本代表DF酒井宏樹が残留することを望んでいる。チーム専門メディア『クール・マルセイユ』が伝えた。
今夏の移籍市場でトッテナムが獲得への関心を示していると噂されていた酒井は、マルセイユ残留を決断したとの報道もあった。だがトッテナムのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーがアトレティコ・マドリーへ移籍したことで、その後釜に酒井の獲得を狙うとの見方も再浮上している。
現地時間18日に米国で行われたボルドー戦の試合後の会見で、ビラス=ボアス監督は酒井についてコメント。チームに引き留めたいという考えを示しつつ、オファーの存在は否定している。
「トッテナムの補強の動きについては知らないし、私がコントロールできることでもない。何が起きているかは分からない。ヒロキほどの強い決意や集中力を持った選手には誰もが関心を持つものだ。私は残ってほしいと思っているし、オファーを受けてもいない」と監督は語った。
酒井は2016年に加入したマルセイユでレギュラーとして活躍。昨季はファンの選ぶチーム年間ベストプレーヤーに選出されるなど高い評価を受けている。
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