ジュビロ磐田対浦和レッズ
ジュビロ磐田に加入した今野泰幸(左)と浦和レッズに加入した関根貴大(右)【写真:Getty Images】
注目カード(明治安田生命J1リーグ)
ジュビロ磐田対浦和レッズ 7月20日 19:00
注目選手
MF:今野泰幸(磐田)
MF:関根貴大(浦和)
20日、明治安田生命J1リーグ第20節ではジュビロ磐田対浦和レッズのカードが組まれている。ホームチームは下位脱出を目指すためにも連勝を、アウェイチームは上位進出を目指すために勝ち点3を奪いにいく。
ジュビロ磐田は前節、松本山雅との「裏天王山」に挑んだ。試合は拮抗した展開となったが、鈴木秀人監督が後半途中にピッチへ送り出したロドリゲスが85分に値千金の決勝ゴールをマーク。下位対決を見事制し、リーグ戦では5月18日の第12節、ベガルタ仙台戦以来となる勝ち点3を奪った。順位は16位とまだ残留への道のりは厳しいものになるだろうが、ここで一つ勝ち星を得られたことは、チームにとって大きな自信となることだろう。
一方、浦和は前節、アウェイで横浜F・マリノスと対戦。立ち上がりから主導権を握られ押し込まれた同クラブは判定にも泣き、遠藤渓太、仲川輝人、エジガル・ジュニオにゴールを奪われて1-3で敗北。アウェイ戦2連敗となり、勝ち点を伸ばすことができなかった。
そんな両者が激突する今節。注目はお互いの新加入選手だ。
磐田はガンバ大阪からMF今野泰幸を獲得。日本代表としてワールドカップ2大会に出場したベテランは、下位に沈むチームを豊富な経験値と確かな安定感を武器に救い出したいところ。公式戦の出場は6月26日以来ないが、コンディション面等に問題がなければ浦和戦で新天地デビューを果たす可能性も高い。
そして浦和にはインゴルシュタットよりMF関根貴大が加入。ドイツ、そして昨季プレーしたシント=トロイデンでは怪我の影響などもあって苦しんだが、浦和にとっては大きな戦力となることだろう。2年ぶりの復帰となった同クラブでそのキレ味鋭いドリブルを再び披露するのか。注目だ。