マッティア・ペリン【写真:Getty Images】
ユベントスに所属する26歳の元イタリア代表GKマッティア・ペリンは、ポルトガル1部のベンフィカに移籍することで合意していた。しかし、メディカルチェックを通過できなかったため、移籍が延期される可能性が出てきたと18日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。
同メディアによると、移籍金1500万ユーロ(約18億2000万円)でクラブ間合意に達し、ベンフィカと5年契約を結ぶ見通しになっていたが、怪我を理由にメディカルチェックを通過できなかったという。そのため移籍破談、もしくは延期される可能性が出てきたようだ。
ベンフィカ移籍が決まっていたペリンは先日「これはエキサイティングな冒険だ。だから、来季が待ちきれない。ユベントスには大変感謝している。これまで、ユベントスで学んだことを発揮したいと思っている」と、来季に向けた意気込みを語っていた。
2018年7月にジェノアからユベントスに加入したペリン。だが、GKヴォイチェフ・シュチェスニーが正守護神として活躍したため、ペリンの出場は公式戦9試合だけにとどまった。移籍先とされるベンフィカはリーグ優勝を果たし、来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得している。ペリンにとっても、大きな挑戦になる予定だったが、ここにきて実現しない可能性が浮上した。
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