酒井高徳【写真:Getty Images】
18日付けの独誌『キッカー』がハンブルガーSV(HSV)に所属するDF酒井高徳の現状について報道している。
同誌は「この日本人にとってHSVでの未来はない」と題し酒井がHSV退団へ進んでいる事を伝えている。
酒井は昨季の最終節でチームの1部昇格を逃した戦犯としてホームのサポーターから指笛を鳴らされるなど批判の的となっていた。またプレシーズンにおいても出場機会は少なくディーター・ヘッキング監督は「とても難しい状況」と酒井についてコメントしている。
『キッカー』ではそんな酒井サイドが今季1部に昇格したパーダーボルンとブレーメンに交渉を持ち掛けていたが、両クラブから良い返事をもらえなかったと伝えている。なお日本への復帰が最も現実的な選択肢と報じているが、具体的なオファーはまだ届いていない模様だ。
HSV在籍4年間で124試合に出場しゲームキャプテンも務めた28歳はこのままクラブを退団する事になるのだろうか。
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