ハンブルガーSVの伊藤達哉【写真:Getty Images】
ハンブルガーSV(HSV)は17日、同クラブに所属する日本代表FW伊藤達哉がトップチームから外れる事になったようだ。地元メディア『ハンブルガーモルゲンポスト』などが伝えている。
16日にHSVのディーター・ヘッキング監督は伊藤に対し今後はU-21でトレーニングする事を伝えたようだ。なお同メディアは伊藤が6月に行われたコパ・アメリカ2019(南米選手権)に日本代表として選ばれた事が結果として今回の降格に繋がったと伝えている。
伊藤は同大会に参加するも出場機会がなかった。その後、休暇を経て15日にチームに合流するも、既にシーズンに向けての練習が始まっておりアピールする時間が無くなってしまったと分析している。
現在22歳の伊藤は2017年9月にブンデスリーガデビューを果たす。163㎝と小柄ながら鋭いドリブルを武器にリーグ戦20試合に出場した。昨季はサポーターの大きな期待を背負って開幕スタメンを果たすも結果を残すことが出来ず。シーズン終盤にはベンチ入りも出来ない状態が続き結局リーグ戦14試合の出番に留まった。
なお17日付けの独メディア『フースバルトランスファー』では伊藤がBチームのメンバーとして今後もHSVに残るかどうかは不明と報じている。果たして伊藤はシーズンが始まる前に新天地を求める事になるのだろうか。
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