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レアル、監督解任2度のドタバタ劇。ロナウド移籍の穴は名将ジダンでも埋められず【18/19シーズン総括(7)】

シリーズ:18/19シーズン総括 text by 加藤健一 photo by Getty Images

エル・クラシコ2連戦は屈辱的な連敗

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ロペテギの後任を務めたサンティアゴ・ソラーリ【写真:Getty Images】

 リーグ戦では開幕3連勝をマークしたものの、第6節セビージャ戦に0-3と大敗すると、ここから5試合連続で公式戦未勝利。そんな泥沼の状況で迎えた第10節、1-5という屈辱的なスコアで宿敵バルセロナに大敗を喫してしまう。

 この大敗により9位へと転落したレアルはロペテギ監督の解任を決断。Bチームを率いていたサンティアゴ・ソラーリが暫定監督を務めた。

 11月には正式に監督に就任したソラーリの下、チームは12月のクラブワールドカップを制し、リーグ戦では5連勝で2位に浮上するなど、ソラーリは建て直しに成功したように見えた。

 2月6日に行われたコパ・デル・レイ(国王杯)準決勝1stレグは、敵地でバルセロナにドロー。直後のリーグ戦ではアトレティコ・マドリーに3-1で勝利して2位に浮上。さらにCL準々決勝1stレグではアヤックスに2-1で勝利した。

 シーズンの山場とも言えるアウェー3連戦を見事に乗り切ったレアルだったが、次第に調子に陰りが見えていく。その後のリーグ戦を1勝1敗としたレアルは、バルセロナとの「エル・クラシコ」2連戦を迎えた。

 2月27日のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグは、ホームのレアルが0-3で敗れて敗退。さらに3月2日のリーグ戦でも0-1の敗戦。バルセロナとの対戦は3敗1分、うち2敗が大敗という屈辱的な結果を招いてしまった。

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