永井秀樹【写真:Getty Images】
J2の東京ヴェルディは17日、ギャリー・ジョン・ホワイト監督の退任と永井秀樹監督の就任をクラブ公式サイトで発表した。
東京Vは昨季、J1参入プレーオフでジュビロ磐田に破れ、惜しくもJ1昇格を逃した。その後、昨年12月にホワイト監督が就任した。今季の東京VはJ2で13位と低迷している。今月6日に行われた横浜FCとのリーグ戦では2-3の敗戦。さらに、天皇杯2回戦で法政大学に0-2の敗戦を喫している。
永井監督は、Jリーグ開幕前年の1992年にヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)に加入。福岡ブルックス(現アビスパ福岡)、清水エスパルスへの期限付き移籍を経て1998年に横浜フリューゲルスへ完全移籍し、翌年にはクラブ合併に伴い横浜F・マリノスの一員となった。
2001年に復帰した東京Vで2年間プレーしたあと、大分トリニータを経て九州リーグのFC琉球へ。2006年にはJ2に降格した東京Vに再び復帰し、翌年までプレーした。2008年に再加入したFC琉球ではJFLで6年間を過ごし、2014年には東京Vに5度目の復帰。2016年に現役引退をした。2017年から東京ヴェルディユースの監督を務めていた。
クラブの公式サイトで永井監督は「現役時代、読売クラブに始まりヴェルディで終わることができた感謝と緑の魂を胸に新しいステージ、監督として全身全霊懸けてヴェルディ再建のために全力を尽くしたいと思います」とコメントしている。
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