マルク・オーフェルマルスSD【写真:Getty Images】
アヤックスのマルク・オーフェルマルスSD(スポーツ・ディレクター)が、元ドイツ代表MFメスト・エジルを売却して、モロッコ代表MFハキム・ツィエクを獲得するべきだと提案した。15日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
同紙によると、オーフェルマルスSDは「ハキムの周りが、まだとても静かなことに私は少し驚いているよ。彼は毎年良いプレーをしており、統計から見ても非常に優れている。多くのクラブがますますそれを目にしている。彼らはハキムのプレーではなく、数字だけを見ているんだ。彼はエジルよりも良い選手だと思っているよ。エジルは売るべきだ。そして、利益の半分でハキムを買えば良い。そう言ってきたけれど、彼らは私の話に耳を貸さなかった。だから、ハキムはアヤックスに残るかもしれないね」と語ったという。
今年6月、アーセナルがハキムに興味を示しているとの噂が浮上。その後、オーフェルマルスSDは移籍金3000万ポンド(約41億円)のオファーが届けば、交渉に応じると明言していた。今季公式戦49試合で21得点24アシストを記録していることを考えると、ビッグクラブにとっては“お買い得価格”かもしれない。だが、現在まで正式なオファーは提示したクラブはいないようだ。
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