チームは世代交代へ
シメオネ政権も昨季で8シーズン目となり、主力選手は軒並み高齢化。昨夏は、FWフェルナンド・トーレス、MFガビ、FWケビン・ガメイロといったベテランを放出。20代前半のFWトマ・レマル、MFロドリらを獲得している。
ボランチのポジションを掴んだ22歳のロドリはリーグ戦32試合に先発出場。しかし、シーズン終了後、マンチェスター・シティに同クラブ史上最高額の契約解除金で移籍した。
今夏はさらに、ゴディン、ファンフラン、F・ルイスが契約満了で退団。バルセロナが獲得を発表したグリーズマンが付けていた背番号7は、クラブ史上最高額の移籍金で獲得した19歳のジョアン・フェリックスに与えられることが決まっている。
現在のアトレティコは、スカッドの若返りを図っている真っ最中。そのチーム状況を考えると、昨季残した結果は悪くないのかもしれない。
(文:加藤健一)
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