バルセロナに独走を許したリーグ戦
コパ・デル・レイでは、ラウンド16でジローナと対戦。ホーム、アウェイともに引き分け、アウェイゴール数の差で敗退を喫した。
リーグ戦のみとなった終盤戦だったが、CL敗退直後の第28節アスレティック・ビルバオ戦を落とすと、第31節では首位を走るバルセロナとの直接対決を迎えた。
試合は開始当初からバルセロナが攻め込むものの、アトレティコも何とか凌ぐ展開。しかし、28分にD・コスタがレッドカードを受けて一発退場。前半の内に10人になってしまったアトレティコだが、両サイドバックのサンティアゴ・アリアス、F・ルイスに代えてFWアンヘル・コレアとFWモラタを投入して攻勢に転じようと試みる。それでも試合は終盤までスコアレスで推移した。
試合が動いたのは85分。ルイス・スアレスがゴールを決めると、直後にリオネル・メッシが試合を決める2点目をマーク。アトレティコはこの敗北で、首位との勝ち点差を11に広げられ、バルセロナの独走優勝が事実上決まった。
リーグ戦ではバルセロナに大差をつけられて2位。CL、国王杯ではベスト16で敗退と、どのコンペティションにおいても満足といえる結果は残せなかった。
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