ショックが大きかったCL敗退
シーズンのハイライトにはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の決勝トーナメント・ラウンド16。15/16、16/17シーズンのファイナリスト同士の対決となったアトレティコ対ユベントスは、ラウンド16屈指の好カードとなった。
アトレティコのホームで行われた1stレグ。D・コスタやグリーズマンが決定機を迎えるもゴールは決められず。D・コスタに代わって入ったモラタがF・ルイスのクロスを頭で合わせてゴールネットを揺らすも、直前のDFとの競り合いがファールの判定でノーゴール。アトレティコはチャンスをなかなか生かせずにいた。
それでも78分、アトレティコはCKの混戦から最後はDFホセ・ヒメネスがゴールへ押し込んで先制。83分にはFKのこぼれ球をDFディエゴ・ゴディンが押し込んで2-0。ホームのアトレティコは最高のスコアで1stレグを終えた。
2ndレグ・ホームのユベントスは、立ち上がりから攻勢を強める。27分と48分にクリスティアーノ・ロナウドがヘディング弾を決めて2戦合計のスコアを2-2とすると、ユベントスは84分にPKを獲得。これを三度クリスティアーノ・ロナウドが決めて、3-0でユベントスが勝利した。
F・ルイスを怪我、トーマスとD・コスタを累積警告による出場停止で欠いたアトレティコは、2戦合計のスコアで2-3となり、ベスト16で敗退。アトレティコにとって、この早すぎる敗退のショックは小さくなかったことだろう。
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