イケル・カシージャス【写真:Getty Images】
日本代表FW中島翔哉も加入したポルトガル1部のポルトは、同クラブに所属する元スペイン代表GKイケル・カシージャスがクラブの運営スタッフに加わることを15日に発表した。
現在38歳のカシージャスは今年5月に心臓発作を起こして倒れ、入院を余儀なくされた。健康状態の回復を目指しつつ、ポルトの選手と監督、スタッフの間を繋ぐ役割を務めるとのことだ。
「ピッチ上での普段の仕事とは違うことをやりたいと思っている。チームとクラブの間を繋げるようにしたい。チームメートたちを助けるために全力を尽くす」とカシージャスはコメントしている。
カシージャスは現役を引退する可能性もあると言われ、ポルトは新たなGKの補強も噂されている。だが引退の発表は行われておらず、プレー再開も目指していくようだ。
「最高の形でシーズン開幕を迎えられるようにチームとしてベストを尽くしていきたい。みんな一緒に良いシーズンを過ごして、リーグ戦やカップ戦で優勝し、欧州でも良い戦いができるはずだ」と新シーズンへの意気込みも口にしている。
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