藤本淳吾【写真:Getty Images】
J1のガンバ大阪に所属する元日本代表MF藤本淳吾は、J2の京都サンガF.C.へ期限付き移籍することが決定した。15日に両クラブから発表が行われている。
期限付き移籍期間は2020年1月31日までの半年間。G大阪と対戦する公式戦には出場できない契約となる。京都には16日から合流するとのことだ。
現在35歳の藤本は清水エスパルス、名古屋グランパス、横浜F・マリノスを経て2016年にG大阪に加入。これまで14シーズンのプロキャリアをJ1で過ごし、リーグ戦通算328試合に出場して54ゴールを記録している。今季のJ1では2試合の出場のみ。ルヴァンカップでは先発3回を含む6試合に出場していた。
「レベルが高いチームで楽しく出来た事は凄く良かったです。あまり勝利に貢献できた試合は多くはなかったかもしれないですけれど、3年半もの間、ガンバに入れるとは思っていなかったので、楽しい思い出しかないです」とG大阪公式サイトは藤本のコメントを伝えている。
京都公式サイトでは、「夏のタイミングでの移籍は初めてだし、試合までの時間も短いので、自分の良さとサッカーを楽しむということを忘れないで頑張りたいと思います」と藤本は意気込みを述べている。
京都は13日に行われたモンテディオ山形との首位攻防戦を制してJ2首位に浮上。日本代表でも13試合に出場している経験豊富なベテランは、10年ぶりのJ1復帰に向けた切り札となれるだろうか。
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