レアル・マドリーのエデン・アザール【写真:Getty Images】
チェルシーからレアル・マドリーへ移籍したベルギー代表MFエデン・アザールは、新たな背番号として「23番」を選ぶことを決めたとみられている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。
先月13日に本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの入団発表を行ったアザールだが、その際に着用したユニフォームにまだ背番号は入れられていなかった。これまでチェルシーやベルギー代表では「10番」を着用してきたが、マドリーで10番となることはなさそうだ。
マドリーではクロアチア代表MFルカ・モドリッチが10番を使用している。アザールは入団発表の際に、「10番を渡してくれるかと冗談で頼んでみたけど、駄目だと言われたよ」と話していた。
マドリーでの背番号は、かつてラウール・ゴンサレス氏やクリスティアーノ・ロナウドが身につけた伝統の「7番」、あるいはFWガレス・ベイルが放出されるのであれば「11番」などが候補になると予想されていた。だがアザールは23番を選んだという。
その理由の一つは、マドリーでかつてデイビッド・ベッカム氏が着用した番号であること。またバスケットボールの熱狂的ファンでもあるアザールは、マイケル・ジョーダン氏やレブロン・ジェームズの番号も意識したのではないかとみられている。
昨季は若手DFのセルヒオ・レギロンが23番を使用していた。過去にはベッカム氏のほかヴェスレイ・スナイデル、メスト・エジル、イスコ、ラファエル・ファン・デル・ファールト、ダニーロ、マテオ・コバチッチなどの背番号でもあった。
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