バルセロナ入団発表を行ったアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーからバルセロナへの移籍が決定したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、現地時間14日に本拠地カンプ・ノウでの入団発表に臨んだ。背番号が「17」となることも明かされている。
バルサは12日に、アトレティコとの契約に設定されていた契約解除金1億2000万ユーロ(約146億円)を支払ってグリーズマンを獲得したと発表。アトレティコ側は2億ユーロ(約243億円)の支払いを要求し、両クラブの主張は食い違っているが、いずれにしてもグリーズマンはバルサでプレーすることになった。
注目されていた背番号が「17」となることも発表された。グリーズマンは会見で、「7番はもう埋まっているから、何番が空いているかを見て17番にした」と説明している。バルサで昨季17番を着けていたのは冬に加入したコロンビア代表DFへイソン・ムリージョだったが、レンタル満了により退団している。
グリーズマンはこれまでのキャリアの大半を背番号「7」でプレーしてきた。レアル・ソシエダではデビュー2年目の2011/11シーズンから7番を着け、2014年に移籍したアトレティコでも7番。フランス代表でも、2014年ワールドカップでは11番だったが、その後は7番を使用している。
現在のバルサの7番はブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ。プレミアリーグなど他クラブへの移籍も噂されており、グリーズマンに7番を空けるためにも退団の可能性がさらに高まったとの見方もあったが、新シーズンもこのままバルサの7番としてプレーするのだろうか。
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