ブラジル代表のエベルトン【写真:Getty Images】
ブラジル1部のグレミオに所属するブラジル代表FWエベルトンは、欧州ビッグクラブへの移籍に近づいているのかもしれない。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えた。
現在23歳のエベルトンはブラジル代表としてコパ・アメリカ2019(南米選手権)にも出場。エースのネイマールを負傷で欠いた開催国をけん引し、得点王に輝く活躍でブラジルの優勝に貢献した。
コパを終えたエベルトンはグレミオですでに2試合に出場。だが現地時間13日のヴァスコ・ダ・ガマ戦を終えたあと、今後の去就についてメディアに質問を受けると、移籍の可能性があることを認めた。
「何が起こるかは分からない。どうなるか待つしかない。オファーを受けているが、クラブの名前は言えない。水曜日のバイア戦でプレーするかどうかは保証できない」と、数日中にグレミオを離れることも示唆している。
『グローボエスポルチ』は、アーセナルがグレミオにエベルトンの獲得を打診し、オファーを検討していると伝えている。ここ数日の報道では他にマンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ナポリ、アトレティコ・マドリーなども関心を示しているクラブとして噂されていた。
エベルトンはミランへの移籍を希望しているとの報道もあった。だが伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば、レオナルドSD(スポーツディレクター)がエベルトン獲得の交渉を進めていたものの、同SDの退任によりミラン移籍の線はほぼなくなったとみられている。
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