J1のガンバ大阪に所属していた韓国代表FWファン・ウィジョは、フランス1部のボルドーへ完全移籍することが合意に達した。14日に両クラブから発表が行われている。

　現在26歳のファン・ウィジョは2017年夏に韓国の城南FCからG大阪に加入。2年目の昨季はJ1で27試合に出場して得点ランク3位の16ゴールを挙げる活躍をみせ、Jリーグベストイレブンおよび優秀選手賞も受賞した。

　今季もここまでリーグ戦全19試合に出場して4ゴールを記録。G大阪でのラストマッチとなった13日の清水エスパルス戦ではサポーターへの別れの挨拶を行い、チームメートからは胴上げをされていた。

「韓国人という立場でしたが、たくさんの方が応援をしてくださって本当に感謝しています。サポーターの方々には深い愛情で見守っていただいたので、その分しっかりとスタジアムでもお返し出来たのではないかと思っています」とファン・ウィジョはクラブ公式サイトを通してコメントしている。

　ボルドー側も、ファン・ウィジョの加入が基本合意に達したと発表している。今後メディカルチェックを受けて正式契約となる。フランスメディアでは、ファン・ウィジョはチームの米国遠征に直接合流することになると伝えられている。

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