アヤックスのオランダ代表DFマタイス・デリフトは、ユベントスへの移籍がクラブ間でも合意に達し、正式決定目前に迫っているとみられている。オランダ紙『テレグラーフ』が伝えた。

　デリフトの獲得に関心を示していた複数クラブの中から優位に立ったユーベは、選手本人と早い段階で個人合意に達し、アヤックスとのクラブ間交渉を行っていた。ユーベが最初のオファーとして移籍金5000万ユーロ（約60億9000万円）を提示したのに対し、アヤックスは7500万ユーロ（約91億4000万円）を要求したとされている。

　だがその後ユーベは提示額を引き下げ、アヤックスも要求額の多少の引き下げに応じた模様。最終的に7000万ユーロ（約85億3000万円）前後で両クラブは合意に達したとオランダ紙は伝えている。

　デリフトの代理人ミーノ・ライオラ氏は、移籍が決定しない限りデリフトはアヤックスのトレーニングキャンプに参加すると話していた。だがデリフトはチームのオーストリアキャンプに帯同しなかったと報じられており、それも移籍が決定間近である証拠とみられている。

　伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はオランダの他メディアによる報道として、デリフトの移籍は週明けの月曜日か火曜日に発表される見通しだとも伝えている。今夏の移籍市場の最大の注目株の一人となっていた若手CBの移籍はいよいよ決定するのだろうか。

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