ロメル・ルカク【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属する26歳のベルギー代表FWロメル・ルカクが、来季も同クラブに残留する見通しになった。13日に英メディア『BBC』が報じている。
インテルがルカクの獲得に乗り出しており、最初にマウロ・イカルディかラジャ・ナインゴランの譲渡+移籍金という内容のオファーを提示。しかし、断られたため、2年間でレンタル料1000万ユーロ(約12億1000万円)の期限付き移籍+6000万ユーロ(約73億円)の買い取りオプション付きという内容のオファーで再挑戦。だが、それもユナイテッドが拒否した。
その後もアプローチを続け、最新のオファーは移籍金7000万ユーロ(約85億4000万円)を3年分割で支払うという内容だった。インテルのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるピエロ・アウジーリョ氏が直接出向いてユナイテッドと交渉を行なっている。
そんな中、同メディアは「ますますユナイテッドに残留する可能性が高くなっている」と伝え、来季もユナイテッドに残留するとの見方を示した。ユナイテッドは一括払いを求めており、少なくともエバートンからルカクを獲得する際に支払った移籍金を超える金額でないと、オファーに応じるつもりはないようだ。インテルが巨額の資金を準備できる可能性は低いため、今夏の移籍は実現しないかもしれない。
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