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Jリーグ 5年前

J1、J2、J3今節の見どころは? 多摩川クラシコから目が離せない! J2では激闘必至の首位攻防戦も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

大分トリニータ対北海道コンサドーレ札幌

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大分トリニータのティティパン(左)と北海道コンサドーレ札幌のチャナティップ(右)【写真:Getty Images】

注目カード(明治安田生命J1リーグ)
大分トリニータ対北海道コンサドーレ札幌 7月13日 19:00

注目選手
MF:ティティパン(大分)
MF:チャナティップ(札幌)

 6年ぶりのJ1で旋風を巻き起こしている大分トリニータと昨季4位と躍進を果たした北海道コンサドーレ札幌による一戦が、本日19時に昭和電工ドーム大分で行われる。前者は現在5位、後者は同6位という位置につけており、上位陣に喰らい付いていくためにも両者ともにこの一戦は落とせない。前回対戦は2-1で大分が制しているが、果たして今節ではどうなるだろうか。

 大分は前節、アウェイで横浜F・マリノスと対戦。立ち上がりから押し込まれる苦しい展開となり、なんとか前半を無失点で折り返すことができたが、74分にエジガル・ジュニオに先制ゴールを献上し、そのまま0-1で敗戦している。シュート数はわずか2本となっており、被シュート数は18本と終わってみれば完敗であった。この結果を受け、大分はここ最近のリーグ戦5試合でわずか1勝と、勝ち点を伸ばし切れずにいる。AFCチャンピオンズリーグ出場圏内の3位・川崎フロンターレ(1試合未消化)との勝ち点差は「3」となっているが、これ以上この差を広げられるわけにはいかないだろう。

 札幌は前節、ホームで松本山雅と対戦。7分に白井康介のゴールで先制に成功した同クラブだったが、31分に當間建文に同点弾を許し、前半を1-1で終える。後半は松本のゴールを何度か脅かすものの、追加点を奪うには至らず試合はそのまま終了。攻め込んでいただけに、痛いドローとなった。これで札幌はリーグ戦2試合未勝利となっており、安定して勝ち点を稼げてはいない。大分戦では3試合ぶりとなる勝ち点3獲得を目指す。

 この試合ではタイ代表選手同士の対決に注目したい。今季より大分でプレーするMFティティパンは、現在までにリーグ戦12試合に出場。ここ最近はベンチを温めることが多かったが、前節の横浜FM戦ではスタメン出場を果たしており、70分までプレーしている。札幌戦では持ち前のボール奪取能力を駆使して強力な相手攻撃陣を早い段階で阻止したいところ。片野坂知宏監督に自身の価値を証明したい。

 一方、札幌のチャナティップは左太もも裏による負傷の影響でここ最近のリーグ戦2試合を欠場していたが、大分戦に向けては順調に回復しているという。試合に出場するかどうかはミハイロ・ペトロビッチ監督の判断に委ねられるが、繊細なボールタッチと高度なテクニックを武器とする同選手が復帰するとなればチームにとっては大きい。札幌を3試合ぶりの勝利に導くことが求められるのはもちろん、ティティパンとのマッチアップにも注目が集まる。

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