アントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
バルセロナは12日、アトレティコ・マドリーに所属していたフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンの加入が決定したことを発表した。長期間に及んだ移籍騒動についに終止符が打たれる形となった。
グリーズマンは昨季終了前の5月14日にはすでにアトレティコ退団を発表していた。バルサ移籍は既定路線とみられていたが、なかなか決定には至らず、バルサの交渉過程にルール違反があったとしてアトレティコが怒りの声明を出す騒動にも発展。アトレティコはグリーズマンに新シーズンに向けた練習参加を命じたが、グリーズマンはこれを拒否していた。
だがついにバルサは待望の補強に成功。発表によれば、アトレティコに対しては契約解除金として設定されていた1億2000万ユーロ(約146億円)を支払ったとのことだ。
バルサとの契約期間は2024年6月までの5年間、契約解除金は8億ユーロ(約973億円)に設定された。本拠地カンプ・ノウでのお披露目を行うことが見込まれるが、その日程は追って発表するとクラブは述べている。
グリーズマンは、日本で行われる試合でバルサデビューを飾ることになるかもしれない。Rakuten Cup参加のため今月来日するバルサは、23日に埼玉でチェルシーと、27日に神戸でヴィッセル神戸と対戦する。
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