安部裕葵【写真:Getty Images】
J1の鹿島アントラーズに所属する日本代表FW安部裕葵は、スペイン1部のバルセロナへ完全移籍することが合意に達した。12日に鹿島より発表が行われている。
現時点でバルサ側からの正式発表は行われておらず、安部がどういった形でバルサに加入するかは明らかにされていない。スペインでの報道などによれば、まずはセグンダB(3部相当)で戦うバルセロナBでプレーすることが見込まれている。
だがレアル・マドリーに加入したMF久保建英と同じく、Bチームに登録されながらもトップチームのプレシーズンツアーに参加する可能性があるとも伝えられている。そうなれば、安部は日本で“バルサデビュー”を飾ることになるかもしれない。
バルサは今月行われる「Rakuten Cup」で来日を予定している。23日には埼玉でチェルシーと、27日には神戸でヴィッセル神戸と対戦する。
リオネル・メッシやルイス・スアレスなど、コパ・アメリカ2019(南米選手権)で勝ち進んだ各国代表選手らは合流が遅れることもあり、日本遠征にはバルサBから数人の選手が招集されることが見込まれる。安部はその中に名を連ねることができるだろうか。
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