安部裕葵【写真:Getty Images for DAZN】
J1の鹿島アントラーズは12日、同クラブに所属していた日本代表FW安部裕葵がスペイン1部のバルセロナへ完全移籍することがクラブ間で基本合意に達したとして公式ウェブサイトで発表を行った。
安部は今後スペインへ向かい、現地でのメディカルチェックなどを経てバルサとの正式契約を交わす見通しとなる。
現在20歳の安部は2017年に瀬戸内高校から鹿島に入団。これまでJ1で通算49試合出場4得点、公式戦合計79試合出場10得点を記録している。今年行われたコパ・アメリカ2019(南米選手権)に向けた日本代表に初選出され、代表デビューを飾った。
「今回、シーズン途中でチームを離れることは難しい決断でしたが、FCバルセロナで新たな挑戦をしたいと強く思い、移籍を決めました」と安部は鹿島公式サイトでコメント。「これから直面する様々な困難や壁も、自分の成長には絶対に必要なことだと信じています。鹿島アントラーズというクラブで経験したすべてを糧に、これからも一日一日、一瞬一瞬を大切にして、フットボールと向き合っていきたいと思います」と意気込みを述べている。
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