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ポルトの攻撃陣を牽引するムサ・マレガ(左)とチキーニョ・ソアレス(右)【写真:Getty Images】
ムサ・マレガ(マリ代表/背番号11)
生年月日:1991年4月14日(28歳)
昨季リーグ戦成績:29試合出場/11得点7アシスト
マリ代表でポルトにおける不動のストライカーだ。身長183cm、体重80kgの体躯を生かしたパワフルなプレーで相手DFを無力化できる選手であり、決定力の高さはもちろんポストプレーの上手さも兼備。ペナルティエリア内で発揮される嗅覚と強さはピカイチだ。2017/18シーズンにはポルトでリーグ戦22得点を叩き出すなどエースとしてチームを優勝に導いている。まさにプリメイラ・リーガ屈指の「重戦車」である。
昨季はリーグ戦で11得点7アシストを記録するなどさすがの存在感を示した同選手。チャンピオンズリーグ・準々決勝のリバプール戦でも前線で奮闘し、昨季ワールドクラスの輝きを放ったDFフィルジル・ファン・ダイクに「対応するのが難しかった」と言わしめるなど、世界にその力を証明した。同選手にはリバプールなどからオファーが届いているという噂も出ているが、残留するとなればポルトにとっては大きいだろう。
チキーニョ・ソアレス(ブラジル/背番号29)
生年月日:1991年1月17日(28歳)
昨季リーグ戦成績:28試合出場/15得点3アシスト
抜群の決定力とスピードを兼ね備えるゴールハンター。左右両足、頭とどこからでも得点を奪うことができるポルトガル国内屈指のストライカーであり、ポルトで圧巻の輝きを放ち続ける存在だ。昨季もリーグ戦28試合で15得点3アシストの成績を収めるなど前線で大爆発し、チームを牽引。ポルトの公式戦における成績は92試合46得点16アシストとなっているなど、その存在感は明らかだ。
昨季、同じくリーグ戦で二桁得点を挙げたムサ・マレガと組む2トップは抜群の破壊力を誇っており、この二人を止めるのは簡単ではない。中島翔哉が彼らとどのような連係を見せ、どのような破壊力を見せるのかも新シーズンに向けての楽しみだ。
【了】