中村俊輔【写真:Getty Images】
J1のジュビロ磐田MF中村俊輔が11日、J2の横浜FCへ完全移籍することを両クラブの公式サイトで発表した。
2017年に横浜F・マリノスから磐田へ完全移籍。加入一年目から主力としてプレーし、前の年で13位と残留争いをしていたチームの6位入りに貢献した。2018年シーズンは右膝の手術を6月に行い、9月に復帰。その年は自身のキャリアで初めてJリーグ無得点でシーズンを終えた。J1最年長となった今季はリーグ戦2試合の出場に留まっていた。
中村は磐田のクラブ公式サイトで「リーグ戦で苦しい時期にこのような決断をした事、また怪我が多くピッチでプレーする時間も少なく、本当に申し訳なく思っています。この2年半は、自分のサッカー人生の中でもとても思い出深いものとなりました。ジュビロに加入した直後にも関わらず、サポーターの方々がチャントを作って応援して頂き、またサックスブルーでも10番をつけプレーした事など、感謝しかありません」とコメントしている。
現在、横浜FCにはJリーグ最年長のFW三浦知良やMF松井大輔などが在籍しており、長年日本サッカーを支えてきたレジェンドとの共演を楽しみにしているファンも多いだろう。
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