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セリエA 5年前

冨安健洋、ボローニャで待つ新たな11人の仲間。ライバルは誰? 日本代表を粉砕したあの男も【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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写真左からエムバイェ、ダニーロ、デンスビル、ダイクス【写真:Getty Images】

ダニーロ(ブラジル/背番号23)
生年月日:1984年5月10日(35歳)
昨季リーグ戦成績:35試合出場/1得点0アシスト

 昨季開幕前にウディネーゼからやってきたブラジル人センターバック。最終ラインから高いリーダーシップを発揮してチームを束ねることができ、対人戦でも強さを見せる。足下の技術にはやや不安な要素があるが、カードを恐れないハードなタックルは同選手の特徴であり、チームメイトに活力を与えられる存在だ。

 昨季はリーグ戦で35試合に出場するなど守備の要として活躍したダニーロ。新シーズンも2CBの一角に入ることが濃厚だが、果たして冨安健洋とコンビを組むことになるだろうか。確かなのは、日本人CBがこの男から学ぶことは多いということだ。

ステファノ・デンスビル(オランダ/背番号-)
生年月日:1993年5月7日(26歳)
昨季リーグ戦成績:25試合出場/1得点1アシスト(クラブ・ブルージュ)

 冨安健洋の最大のライバルとなるのがこの男かもしれない。オランダ人CBのステファノ・デンスビルは名門・アヤックスで育ち、エールディビジ制覇も経験。2014/15シーズンにはベルギーのクラブ・ブルージュへ移籍を果たし、当初は出番がなく苦しんだが、徐々に出番を増やしていき、昨季はリーグ戦25試合出場、チャンピオンズリーグでも全6試合に出場するなど主力として最終ラインに立ち続けた。

 身長は188cmと大柄で、空中戦の強さには自信を持っている。さらには足下の技術も高く、CBながらFKを得意とするなどセットプレー時には最大の得点源となることが可能だ。冨安と同じくデンスビルもセリエAは初挑戦となるが、果たしてどのようなパフォーマンスを見せるか。日本人CBにとってはポジションを確保する上で難しい相手となることは間違いない。

イブラヒマ・エムバイェ(セネガル代表/背番号15)
生年月日:1994年11月19日(24歳)
昨季リーグ戦成績:23試合出場/2得点0アシスト

 インテル・プリマヴェーラの出身で2012/13シーズンにはトップチーム昇格も果たしたセネガル代表DF。身長は188cmと大柄で空中戦や1対1の強さを持っており、果敢な攻撃参加から繰り出される強烈なシュートも同選手の魅力だ。現在24歳と、今後の成長にも大きく期待できる存在である。

 昨季は3バックをベースとしたフィリッポ・インザーギ監督の下で苦しんだが、シニシャ・ミハイロビッチ氏が新監督に就任して以降は右サイドバックのファーストチョイスとして活躍。結果的に23試合で2得点の成績を収めるなど、持っているポテンシャルを示したと言えるだろう。新シーズンも主力として活躍が期待される。

ミッチェル・ダイクス(オランダ/背番号35)
生年月日:1993年2月9日(26歳)
昨季リーグ戦成績:23試合出場/1得点0アシスト

 昨夏にアヤックスから加入したレフティー。身長は193cmと大柄で、特徴はダイナミックな攻め上がりとそこから発揮されるアーリークロスだ。もちろん長身を生かした空中戦には絶対の自信を持っており、サイドバックのみならずセンターバックとしても起用することが可能。ボローニャにとっては欠かせない存在だ。

 昨季はリーグ戦23試合で1得点という成績を残したミッチェル・ダイクス。得意のアーリークロスからアシストを記録することはできなかったが、新シーズンはその長所を存分に生かしたいところ。果たしてどのようなパフォーマンスを見せるだろうか。

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