冨安健洋(左)はかつて中田英寿氏(右)も在籍したボローニャに加入【写真:Getty Images】
イタリア・セリエAのボローニャは9日、ベルギー1部のシント=トロイデンVVから日本代表DF冨安健洋の完全移籍加入を発表した。
現時点でセリエAでは唯一の日本人選手となり、また同リーグ史上歴代11人目の日本人選手となる。
1994年にジェノアへ移籍した三浦知良から、1998年にペルージャへ加入した中田英寿、その後も名波浩、中村俊輔、柳沢敦、小笠原満男、大黒将志、森本貴幸、長友佑都、本田圭佑と続いてきた日本人の系譜を冨安が受け継ぐことになる。
また、ボローニャに日本人が所属するのは中田以来15年ぶりだ。冨安は成熟した守備の文化を持つカルチョの国に挑む初の日本人センターバックとなる。イタリアでさらに成長を遂げ、日本代表の守備の柱への飛躍を期待したいところだ。
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