冨安健洋のボローニャ移籍が決定【写真:Getty Images】
ベルギー1部のシント=トロイデンVVは9日、日本代表DF冨安健洋のセリエA・ボローニャへの完全移籍を発表した。
ボローニャ側も同日に正式発表。そこでは契約期間こそ明かされていないが、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によれば冨安は5年契約での加入になるという。同クラブは今夏、期限付き移籍からの完全買い取りも含めてすでに8人を獲得しており、冨安は9人目の新戦力となった。
コパ・アメリカ2019(南米選手権)でも3試合にフル出場した冨安は、シント=トロイデンVVの公式サイトを通じて「1年半、応援ありがとうございました。この1年半は僕にとって大きな転機になりましたし、シント=トロイデンVVでプレーすることができて幸せでした。次のチームに行ってもシント=トロイデンVVで過ごした日々を忘れることはないでしょうし、シント=トロイデンVVでの日々を誇りに思ってプレーしていきたいと思っています。シント=トロイデンVVの成功を願っていますし、僕自身も次のチームで成功を収められるよう頑張るので応援よろしくお願いします」とコメントしている。
昨季の1年間で大きく飛躍を遂げた冨安は、公式戦40試合に出場していた。満を持してのセリエA参戦で、ワールドクラスへの階段を駆け上がれるだろうか。
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