チェルシー戦で頭蓋骨骨折のライアン・メイソン(右)【写真:Getty Images】
トッテナムが8日、同クラブの下部組織(U-19)のアカデミーコーチに28歳のライアン・メイソン氏が就任すると発表した。
2017年8月、当時ハル・シティに所属していたメイソン氏は、同月1日に行われたチェルシー戦で相手のガリー・ケイヒルと衝突。頭蓋骨骨折の大怪我を負い、同年2月に現役引退を発表していた。そして今回、古巣のトッテナムに戻り、アカデミーコーチとして新しいキャリアを歩むことになった。
また、英紙『サン』によると、メイソン氏は負傷後について「頭痛になると、その痛みは耐え難いものになった。顔の下あたりの神経が全て損傷したため、約10日間はスプーンで食事をしていた。頭を動かすたびに目眩がするし、負傷後最初の3ヶ月はとても最悪だったよ」と語り、当時を振り返った。
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