アトレティコ・マドリーのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】
アトレティコ・マドリーに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンは、事前に報じられていた通り、クラブから命じられた練習参加を拒否した。これにより罰金処分を受けることになるとみられている。
グリーズマンは今年5月に昨季限りでのアトレティコ退団の意思を表明。当初からバルセロナへの移籍が濃厚とみられていたが、去就は確定しないまま今に至っている。
アトレティコは5日に公式声明を出し、バルサが3月の時点でグリーズマンとの合意に達していたなどとして怒りをあらわにした。その上でグリーズマンに対しては、契約下にある所属選手として「日曜日の練習参加を命じる」と厳命した。グリーズマンはこれを拒否する意向だと報じられていた。
スペイン紙『アス』などによれば、アトレティコのプレシーズントレーニング開始日であった7日に、やはりグリーズマンは姿を見せなかったとのこと。クラブは規定によりグリーズマンに罰金処分を科すと見込まれている。
罰金額は1日あたり3000~5000ユーロ(約36~61万円)とも、最大で総額20万ユーロ(約2400万円)に達する可能性があるとも伝えられている。アトレティコとの関係は悪化の一途を辿ることになりそうだが、どのような結末を迎えるのだろうか。
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